漫画ギルティ7巻の簡単なあらすじ
10年前に爽とホテルに入った証拠を突きつけ、瑠衣は秋山を脅します。
しかし、いくら妹でも話すつもりはないし、あくまで瑠衣のことは妹としか見ていないと逆に突き放されてしまいました。
実際、爽と秋山に体の関係はありません。
しかし、そうとは知らない瑠衣の暗躍により、美和子は秋山を取られまいと取り乱して爽の職場に押しかけます。
今まで誰にも必要とされなかった美和子にとっては、秋山の存在が全てでした。
その後、迎えにきた秋山に問い詰められ、瑠衣との過去や罪を告白する美和子。
それでも秋山は美和子を見捨てる気はありません。
そんな夫婦の様子を見て、自分とカズを重ね合わせた爽は涙を流すのでした。そんな中、意外なところで爽はカズと再会します。
7巻を読んでみた感想、ネタバレあり!?
爽に対する秋山の想いに感動しました。
他の人たちの過去が明らかになるとドロドロした感じが多いですが、秋山だけは優しさの感じられる秘密を抱えています。
自分の気持ちを押し殺してまで他人に尽くす姿から、瑠衣がここまで秋山に執着するのにも思わず納得してしまいました。
しかし、瑠衣の自分が子供を産めないから他人を利用して秋山の子供を認知したり、用済みの美和子を無慈悲に陥れる行動にはぞっとします。
どこまでもついて来る瑠衣の魔の手ですが、彼女に踊らされていたと気付いた寺嶋が、今後どのように動いていくのかにも注目です。
7巻の見どころ
秋山夫婦・爽とカズの対極的な表現が見どころです。
別れずとも本音で向き合った秋山の後だと、ようやく夫婦のように会話する爽たちを見て複雑な気持ちにさせられます。
また、お互いの大切なものを守るために決別した秋山と爽ですが、10年前の出来事を知ったらその苦痛は計り知れないです。
そして、爽が美和子に浮気を疑われ、まさか瑠衣と同じ立場を経験するのは予想外でした。
形は違えど心の浮気をしていた爽にとって、かなり辛い出来事になる場面です。
こうなるように全て仕組んでいた瑠衣の執念にも驚かされます。
寺嶋がカズを恨んだ背景など、今までの悲劇の隅々にまで瑠衣が関わっているのが改めて明らかになり、爽の逃げられないという絶望感もひしひしと伝わってきました。

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