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漫画ギルティ2巻の簡単なあらすじ
爽は仕事の取材で使う飲食店で、かつての恋人・秋山と再会します。
実は彼の父親は亡くなっており、以前の定食屋をイタリアンに改装して経営していたのです。
彼女の脳裏によぎるのは学生時代の彼との思い出。
取材の後も彼女は高鳴る気持ちを抑えられません。
爽はいつものバーでその日のことを報告し、当然秋山のことはカズの不倫相手・瑠衣も知るところとなります。
しかし、夫との記念日を祝った時、爽はそれを忘れて秋山のことばかり考えていた自分に落ち込みます。
これからはちゃんと結婚指輪をつけようと反省する爽。
しかし後日、瑠衣はなんとカズが来た後の自宅に爽を上げます。
そして瑠衣の様子に違和感を感じた爽は、カズと瑠衣の関係に疑問を持ち
一度は目を瞑った現実に再び向き合い始めるのでした。
2巻を読んでみた感想、ネタバレあり!?
以前までは完璧な嘘で疑われることなく行動していたのに、今回はあっさりとバラしてしまった瑠衣の真意が気になります。
ただ人のものでも欲しかったというだけではなく、その先に何か目的があるのではないかと思います。
また、瑠衣が爽に対して、秋山へ気持ちが揺らいだ爽を指摘し、「心の浮気と身体の浮気、どちらが罪なのか」と問いかけるシーンは衝撃的でした。
今までは爽が正しいように感じていましたが、カズに不誠実な面もあり、見方によっては気づかぬうちに彼女も裏切者になっていました。
それぞれに事情があって一概に誰が悪いとも言えず、この騒動を経てより考えさせられる話になったと思います。
2巻の見どころ
安定した画力はもちろん、話の運びに対するセンスの良さが光ります。
まず、何気ない会話があとに重要な意味を持ってきて、読者が気づかないような伏線まで丁寧に纏めています。
作者の言葉選びや、登場人物の一つ一つのやり取りを無駄にしない作り込まれたシナリオです。
さらに、爽の気持ちが切り替わるタイミングで、瑠衣の方に場面を変えるなどの表現もスムーズで読みやすいです。
ショッキングな展開ながら、そのような細やかな表現につい先が気になってしまいます。
そして、目を背けそうな状況に一歩踏みんで真に迫った駆け引きも魅力な作品です。

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